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アンナバ地図


 アンナバ(フランス語/英語:Annaba, Algeria、アラビア語:عنابة (Annābah))、直訳すると「ナツメの場所」)は、かつてボン(Bon)、ボナ(Bona)、ボーヌ(Bône)と呼ばれていたアルジェリア北東部の地中海沿岸にある港湾都市で、アンナバ県の県都(県庁所在地)となっている街です。チュニジアとの国境に比較的近く、アンナバ中心部からアルジェリア・チュニジア国境まで車で 2時間25分(東へ道なりで 150km)です。アンナバはセイブス川の小川沿いに位置し、アンナバ県に属し、アンナバ県の県都(県庁所在地)です。人口は 263,650人(2019年現在、2008年時点では人口 257,359人)、都市圏の人口は 100万人で、アルジェリアでは首都アルジェオランおよびコンスタンティーヌに次いで 4番目に人口の多い街です。主要な工業中心地となっています。面積 49平方キロメートル(19平方マイル)、海抜 3メートル(10フィート)、北緯 36度54分 東経 7度46分です。
 アンナバは 20世紀に著しい成長を遂げた沿岸都市です。アンナバの都市圏は、オランやアルジェといったアルジェリア沿岸の他の都市圏よりも人口密度が高いです。アルジェリア東部と南部の大部分は、アンナバのサービス、設備、インフラを利用しています。経済的には、工業、交通、金融、観光など、様々な経済活動の中心地となっています。
 現在のアンナバは、ローマ都市ヒッポ・レギウス(Hippo Regius、単に「ヒッポ」とも)の外港(港町)であったアフロディシウム(Aphrodisium)の跡地に発展しました。なお現代の都市はその後、ヒッポ・レギウスの遺跡を越えて南に拡大しました。かつての名称であるボーヌおよびボナは、ヒッポの現地語である「ウッボ(Ubbo)」に由来しています。非公式の名称である「ナツメの地」(بلد العناب、Balad al-‘Unnāb)は、この地域にナツメが豊富に産出されていたことに由来しています。
 
アンナバ イメージ(ヒッポ・レギウス遺跡)
アンナバ
 
 アンナバの観光名所としては、アンナバ・シェラトン・タワー(Annaba Sheraton Tower)、聖オーガスティン大聖堂(Saint Augustin Basilica)、ヒッポ・レギウス遺跡(Ruines Romaines d'Hippone、古代ローマ時代の都市遺跡)、エドドゥグ国立公園(Eddoug National Park)、エル・カラ国立公園(El Kala National Park)などがあります。
 
アルジェリアにおけるアンナバの位置が判る地図(Map of Annaba, Algeria)
アンナバ地図
地図サイズ:420ピクセル X 420ピクセル
 
 アンナバへの交通アクセスは、飛行機ではラバー・ビター空港(Rabah Bitat Airport)があります。 アルジェリアの首都アルジェからアンナバまで飛行機で 1時間(直行便、2~3便/日)、車で 6時間10分(東へ道なりで 550km)、コンスタンティーヌから車で 2時間10分(北東へ道なりで 150km)です。アンナバからスーカラスまで車で 2時間(南南東へ道なりで 97km)です。アンナバからチュニジアの首都チュニスまで車で 4時間55分(東へ道なりで 295km)です。
 
西地中海 アンナバ地図
西地中海 アンナバ地図
地図サイズ:560ピクセル X 390ピクセル
 
アンナバ地図(Google Map)
 

 
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