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韓国鉄道路線図
京義線 路線図
京義線(けいぎせん、キョンウィソン、경의선 / Gyeongui Line)は、韓国の首都ソウルから非武装中立地帯(DMZ)にある都羅山駅までの、56.0キロメートル、標準軌(1435mm)の路線です。元々は、1902年にソウルと開城の間で建設が開始され、1906年に全線開業(ソウル - 新義州(現在の北朝鮮・中国国境))しました。日露戦争の物資輸送を目的として建設が進められ、日本統治時代に入るとプサンから満州までの大陸連絡急行列車が運行されていました。第二次世界大戦後は、朝鮮半島が南北に分断され、朝鮮戦争勃発によって軍事境界線がひかれ、京義線も南北に分断されました。このため戦前は、朝鮮半島の基幹路線として重要視された京義線は、ソウルから北へ伸びるローカル線となりました。2000年以降融和政策が始まり、分断されていた線路(都羅山 - 板門)の再連結が行われ、2007年5月17日に試運転が行われました。ソウルの北部エリアは、北朝鮮の脅威が大きく開発が遅れましたが、人口増加で最近では京義線周辺もニュータウンとして開発が進められ、2009年7月1日にソウル - 汶山間に京義電鉄線が開業しました。
観光としては、都羅山駅からのDMZ(非武装中立地帯)ツアーがあります。都羅山駅の一つ手前の駅である臨津江駅でのチェックの時にツアーを込みチケットを購入します。都羅山駅前からツアーのバスが出発し、南侵第3トンネル(DMZ映像館、展示館)、都羅展望台、統一村を訪れます。基本的に韓国人向けツアーのため、説明は韓国語のみです。臨津江駅と都羅山駅はDMZ内にあるため駅構内以外は自由行動できません。
京義線路線図(Railway Route Map of Gyeongui Line, KORAIL, South Korea)
京義線の駅
- ソウル駅 / 서울역 / Seoul
- 新村駅 / 신촌역 / Sinchon
- 加佐駅 / 가좌역 / Gajwa
- デジタルメディアシティ駅 / 디지털미디어시티역 / Digital Media City
- 水色駅 / 수색역 / Susaek
- 花田駅 / 화전역 / Hwajeon
- 幸信駅 / 행신역 / Haengsin
- 陵谷駅 / 능곡역 / Neunggok
- 大谷駅 / 대곡역 / Daegok
- 谷山駅 / 곡산역 / Goksan
- 白馬駅 / 백마역 / Baengma
- 一山駅 / 일산역 / Ilsan
- 炭峴駅 / 탄현역 / Tanhyeon
- 雲井駅 / 운정역 / Unjeong
- 金陵駅 / 금릉역 / Geumneung
- 金村駅 / 금촌역 / Geumchon
- 月籠駅 / 월롱역 / Wollong
- 坡州駅 / 파주역 / Paju
- 汶山駅 / 문산역 / Munsan
- 雲泉駅 / 운천역 / Uncheon
- 臨津江駅 / 임진강역 / Imjingang
- 都羅山駅 / 도라산역 / Dorasan
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