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変圧器

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海外の電源事情

 日本はご存じように「電源電圧=AC100V」。ACというのは交流と言うことです。電気が波の様になっています、正弦波(sin波)です。交流と言うことで、周波数があり、東日本=50Hz/西日本=60Hzです。約30年前までは、周波数が違うため、引っ越し先によっては「同じ日本国内にもかかわらず電気製品の買い換え」って事態もありました。
 海外に目をやると、電圧自体が異なります。大体240V〜110Vの間で各種電圧が採用されています。国によってバラバラ、更に国内でもバラバラという国も多数存在します。そんなわけで100V対応に設計された日本国内販売の電気製品は使えません。無理に使うと煙が出ると思います。

 そこで日本の電気製品を海外旅行で使うための強い味方「変圧器」の登場となります。
ちなみに「110Vの国なら日本の電気製品(100V)が問題なく使える」って話もあります。

主なプラグタイプ
AタイプBタイプB3タイプBFタイプCタイプSEタイプOタイプ
主な国の電圧とプラグタイプ
地域国名電圧(V)プラグタイプ
アジア日本100A
中国220A・B・B3・BF・C・O・SE
香港220/230BF・C・B3
インド220B3・C
インドネシア127/220/240A・C・SE
韓国110/220A・C・SE
シンガポール220〜240BF・B3
台湾110A・O
タイ220A・C
マレーシア220BF
北米アメリカ・カナダ110/120A
中南米ブラジル110/127/220A・C・SE
メキシコ110/127A
ヨーロッパオーストリア220C・SE
フランス220C・SE
イギリス240BF
ドイツ220C・SE
イタリア125/220C・SE
スペイン125/220C・SE
フィンランド220/230C・SE
ロシア220B・C・SE
エジプト220C
トルコ220C・SE
アフリカケニア220/240B3・BF・C
オセアニアオーストラリア220〜240O
ニュージーランド230/240O


海外旅行の変圧器とは

 海外の高い電圧を日本の100Vにダウントランスする装置です。240V→100Vにするのです。基本原理は簡単で、トランス(金属の巻き線)を利用しています。このトランスが重いので、変圧器も当然重くなります。こんな物を持ち歩いての海外旅行は不可能に近いので非現実的。海外駐在するなら良いのかもしれないが、駐在するなら現地の電気製品を使った方が安心。また、精密機器に変圧器を使うのもチョット心配。
欠点ばかり上げてしまったが、どうしても必要な人がいるのも事実です。たとえば、携帯電話やデジカメ(電池が乾電池じゃなく専用充電池)の充電とかには必要です。「最初から240V〜100V対応の充電器として作れ」とメーカーさんに言いたいところですがコストの関係で厳しいのでしょう。
最近は、比較的軽量タイプの変圧器も発売されているので少しは楽になりました。
 
変圧器を購入する時は、「渡航先の電圧」と「使用する電気製品の電力」に注意して下さい。
消費電力の大まかな目安としては、デジカメ(バッテリーチャージャー)20ワット前後、ノートパソコン50ワット、ドライヤーだと1500ワットくらいです。
 
(2009/03/31 更新)
カシムラ 海外旅行用変圧器AC110〜130V地域対応タイプ TI-351
110V〜130V用120Wまで

型番:TI-351
アメリカ向き、本体プラグ:Aタイプ(日本と同型)、地域は限定されるが軽量:280g
カシムラ 海外旅行用変圧器AC220〜240V地域対応タイプ TI-1002
220V〜240V用100Wまで

型番:TI-1002
主にヨーロッパ等、本体プラグ:Cタイプ、重量:820g
カシムラ 海外旅行用変圧器 TI-120
110〜130V用120Wまで
220V〜240V用120Wまで

型番:TI-120
ほぼ全世界で使えて、電力容量もある。本体プラグ:Aタイプ、軽量:460g
カシムラ 海外旅行用変圧器全世界対応タイプ TI-100
110V〜130V用240Wまで
220V〜240V用100Wまで

型番:TI-100
ほぼ全世界で使えて、電力容量もある。本体プラグ:Aタイプ、重量:830g
三洋・TSD-N06ES
220/240V用ダウントランス

変圧器と言うとこんなのをイメージしますね!?重くてデカイ。電力容量は充分。
海外旅行用家電グッズ/株式会社カシムラ  

 
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