クーバー・ピディ(Coober Pedy)は南オーストラリア州にある小さな町(人口3500人)です。アデレードから北方960kmのスチュアートハイウェイ沿いにあります。「オパールの都(Opal Capital of the world)」を呼ばれ、世界最大のオパール産地です。オーストラリアのアウトバックにあり、最寄の集落からは数百kmも離れています。夏の暑さが厳しく、クーバー・ピディの主要産業(オパール採掘)を担う住人は丘陵の横に掘った「ダグアウトハウス」と呼ばれる洞窟に住み、地下の坑道で働く生活をしていました。
クーバー・ピディの観光スポットとしては、デザートケーブ・ホテル(高級ホテル、、地下にアンダーグラウンド・ディスプレイギャラリがある)、ビッグウィンチ(展望台)、オパールフィールド(オパールの採掘場)、ディンゴフェンス(5322km続くフェンス)、アンダーグラウンド・カタコブ教会(地下教会)、クロコダイル・ハリーのダグアウトハウスなどがあります。