旅行先で博物館や美術館へ行くことがよくあります。館内の照明が暗く、細かな細工を見にくい事があります。そんな時に重宝するのが単眼鏡(モノキュラー、Monocular)です。単眼鏡があれば、肉眼では見えなかったものがくっきり見えて3倍くらいお得な感じがします。
単眼鏡の基本的な性能としては、下記のことを考えて購入すれば良いです。
- 倍率:4倍から8倍、なお倍率が高いと大きくは見えますが「手ぶれ」で使い難くなる事もあります。
- 最短合焦距離:ピントを合わせることの出来る最短距離です。博物館や美術館の場合は基本的に近くのものを見ることになるので1メートル以下が便利です。
- アイレリーフ:眼の位置から接眼レンズまでの視野全体を見ることができる距離です。めがねをかけている人はアイレリーフの数字が大きい方が見やすいです。少なくても10mm、15mm以上あれば最適です。
- 明るさ(ひとみ径):薄暗い館内では重要な要素になります。数字が大きいほど明るく見えるのですが単眼鏡も大きくなります。
単眼鏡のメーカーは日本のメーカーであれば、ニコン(Nikon)、ケンコー(Kenko)、ビクセン(Vixen)があります。光学製品なら天下の「ニコン」という話もありますが、ラインナップの多さや価格の安さでケンコーの単眼鏡がお薦めです。
各メーカの代表的な単眼鏡(値段を見るとフラッグシップ)
ニコン
モノキュラー HG 7x15D
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ケンコー
リアルスコープ 8x32
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ビクセン
マルチモノキュラー 8x20
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お薦めの単眼鏡
- ケンコー、ケンコー光学ショップ 単眼鏡(楽天市場)
- リアルスコープ 8x32:倍率 8倍、最短合焦距離 70cm、アイレリーフ 17、明るさ 16、重量 180g、大口径32mm対物レンズで8倍でも明るい単眼鏡
- リアルスコープ 8x20:倍率 8倍、最短合焦距離 30cm、アイレリーフ 12、明るさ 6.3、重量 112g、万能型で用途が広い単眼鏡
- リアルスコープ 8x20 EX:倍率 8倍、最短合焦距離 30cm、アイレリーフ 9.8、明るさ 6.3、重量 73g、軽量ボディの単眼鏡
- スーパーミニスコープ 8x12:倍率 8倍、最短合焦距離 50cm、アイレリーフ 4.8、明るさ 2.3、重量 32g、手のひらにスッポリ収まる超小型(長さ56mm)で軽量な単眼鏡
- リアルスコープ 6x16 ミニ:倍率 6倍、最短合焦距離 25cm、アイレリーフ 12、明るさ 7.3、重量 65g
- リアルスコープ 6x16 EX:倍率 6倍、最短合焦距離 25cm、アイレリーフ 9.8、明るさ 7.1、重量 61g
- ニコン(値段は高いが、一流ブランド、外観は高級感あるシルバーの金属製)
- ビクセン
- マルチモノキュラー 8x20:倍率 8倍、最短合焦距離 25cm、アイレリーフ 11、明るさ 6.3、重量 80g
- マルチモノキュラー 6x16:倍率 6倍、最短合焦距離 25cm、アイレリーフ 12、明るさ 7.1、重量 65g
- マルチモノキュラー 4x12:倍率 4倍、最短合焦距離 20cm、アイレリーフ 15、明るさ 9、重量 60g
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