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モンベル トラベルショルダー M


 30年近くリュックサック(小型のバックパック)を背負っていましたが、流石に飽きてきたので、普段使いにちょっとした小物を入れて使うショルダーバッグが欲しくてモンベル(mont-bell)の「トラベルショルダー M」を買いました。製品の説明書きに「トラベル・タウンユースに便利な横型ショルダー」とあり、お気軽な街歩きや買い物に適したショルダーバッグだと思います。「モンベル」ってのは鞄メーカーではなく、日本で生まれたアウトドア製品のブランド・メーカーです。なので登山をする人にとっては有名なブランドです。特徴は、リーズナブルな価格で、デザインもそれなりに良い(日本人の感覚に合っている)ことです。
 
モンベル(mont-bell)トラベルショルダー M の写真
モンベル(mont-bell)トラベルショルダー M
前面
モンベル トラベルショルダー M 背面
背面(腰にあたる面)
 
製品説明(モンベルのWebサイトにある商品ページ「トラベルショルダー M」より引用)
パスポートやペン、コンパクトデジタルカメラなど旅に必要な小物を機能的に収納でき、荷物の出し入れがしやすい横型デザインのショルダーバッグです。本体内部にはオーガナイザーポケットとキーホルダーフックを設けています。Mサイズは肩から掛ける、腰に巻くという2通りの使い方ができる2ウェイ仕様です。背面にショルダーベルトの基部が縫い込まれているので、本体が体にしっかりフィットします。またジッパーに干渉せず荷物の出し入れもしやすくなっています。ペンなどの小物を整理して収納できるオーガナイザーポケットを設けています。
 
仕様
【素材】330デニール・ナイロン・オックス[ウレタン・コーティング]
【重量】235g
【カラー】ブラック(BK)/ オリエントブルー(ORBL)/ パプリカ(PAPRI)/ パティ(PUTY)
【サイズ】高さ19cm×幅26cm×奥行き7cm
【容量】4.0L
 
 気になるお値段は、モンベルのオンラインショップ(2013年3月時点)では「価格\2,800(税込)」となっています。モンベル商品を取り扱っているのは全国にあるモンベル直営店(結構あります)や登山用品店(好日山荘など)ですね。まぁ品揃え的にはモンベル直営店が圧倒していますが、モンベル好きなら直営店がいいのですが、いろんなブランドから選択するなら当然ながら登山用品店の方が選択肢が多いです。で、モンベルのトラベルショルダーに話を戻すと、私はアマゾンでネット購入しました。理由は、田舎に住んでいるので最寄りのモンベル直営店(金沢)まで時間がかかるのと、行って見て商品が無かったら無駄足になるのが嫌だったことです。価格は、どこで買っても同じ(定価の2800円)です。モンベル直営店で買っても、アマゾンや楽天の最安値で買っても同一価格のようです。価格競争の激しい時代ながら、元々低価のモンベルのためか(価格統制?)・・・。ネット通販のときは、送料に注意が肝心です、商品が2800円でも、「送料が525円」って話がざらです。楽天でのお店は、送料別が殆どで更に取り寄せが多かったのでパスしました。それに対してアマゾンは、2800円で送料無料、翌日配達(実際に次の日の昼1時着)でした。
 
では実際にはどんなショルダーバッグなのでしょうか。
 
 は、「 ブラック(黒色)」と「 オリエントブルー(濃い空色)」と「 パプリカ(赤に近い橙色)」および「 パティ(白っぽいベージュ色、象牙色?)」の4種類です。今回、私が購入したのは上の写真の「パティ」色です。理由は無難な色で、四季を通して使えるからです。オリエントブルーは夏涼しそうですが雪国では冬場に浮いてしまいそうな色、パプリカは夏暑苦しそうなためにやめました。
 
 大きさは、カタログ数値で「高さ19cm×幅26cm×奥行き7cm」となっています。実際にトラベルショルダー Mの外寸をメジャーでサイズを測ってみると、縫いしろがあるので正確には測れないのですが、背面でサイズを測ると幅が約27cm、高さが約21cm弱でした。奥行きは正面ポケットが立体縫製のためサイズを出し難いのですが、正面ポケットに何も入れずにつぶした状態で約7cm、正面ポケットを一杯にしてショルダーバッグも一杯にし完全に膨らんだ状態で計ると奥行が10cm弱となりました。内寸(実測値)は、幅24cm×高さ17cm強×奥行き6cm弱でした。
 「パスポートやペン、コンパクトデジタルカメラなど旅に必要な小物を機能的に収納」と紹介文にあるように、小物を入れる大きさと考えると良いです。財布、定期券入れ(名刺入れ)、携帯電話、ハンカチ、ポケットティッシュ、ボールペン、メモ帳などが詰め込まずに入ります。ほかに文庫本も入ります。旅行用として使用するならば、パスポートはもちろん入りますし、海外旅行の際には厚みのある「地球の歩き方」も横にすれば入ります。最近はやりのタブレット端末の7インチ・サイズ(Google Nexus7など)も入る大きさです。
 
 このショルダバッグ「モンベル(mont-bell)トラベルショルダー M」の収納スペースは、先ほど書いたように内寸(実測値)は、幅24cm×高さ17cm強×奥行き6cm弱です。海外旅行の外出時に、財布、パスポート、コンパクトなデジカメ、携帯もしくはスマホを入れるには多少パンパンになりますが適したサイズといえます。ただし更にガイドブックを入れるのは厳しいかもしてません。
モンベル(mont-bell)トラベルショルダー Mの内部
モンベル・トラベルショルダー Mの内部
ガイドブックと財布および7インチ・タブレットを入れた状態のモンベル(mont-bell)トラベルショルダー M
ガイドブックと財布およびタブレット端末を入れた状態
 
 ポケットは、外側に2つ、内側に6つあります。
 外側のポケットは、前面にファスナー付きポケットが1つ、腰にくる背面に1つあります。前面のファスナー付きポケットは、ファスナーによる開口部が約17cm、ポケットの深さが約14cmあり、立体的な縫製となっているため2〜3cm程度の厚みのある物を入れることが出来ます。背面ポケットは、本体の背面に生地を縫い付けただけの構造で、ファスナーはありませんがポケット内側の上部中央に面ファスナー(いわゆるマジックテープ)が付けられています。ポケットの幅が24cm、深さが15cm(面ファスナーの部分を除くと12cmの深さ)、厚みのあるものは入れられませんが、地図やチラシもしくは銀行のATMコーナーに置いてあるような封筒が入るサイズで、A4サイズの用紙は半分に折れば(つまりA5サイズ)丁度ポケットにぎりぎり収まります(ただし面ファスナーが留められません)。
前面ファスナー付きポケット
前面ファスナー付きポケット
背面ポケット
背面ポケット
 内側のポケットは、小物を収納し易いように全部で6つのポケットが作られ、モンベル的には「オーガナイザーポケット」と呼んでいます。この場合の「オーガナイザー(Organizer)」は「整理収納」という意味で使われているようです。基本的に物を出し入れしやすいように前面にポケットが付けられ、前面に5つ、背面に1つのポケットとなっています。@内側前側大ポケットは、幅22cm×深さ14cmで、幅があるので厚みのあるものも入れることが出来ます。A内側前側左ポケットは、幅13cm×深さ11cmで、ポケットティッシュや携帯電話を入れるのに丁度良いサイズです。また@とAの間にはキーホルダーフックが付いています。Aと同じ場所にBファスナー付きメッシュポケットがあり、ファスナーの開口幅11cm×深さ10cmです。Aのポケットの右側のスペースがCDペン・ポケットで、幅8cm(4cmずつに2区分)×深さ11cm、写真のようにボールペンを2本ずつ入れられます。ノック式のボールペンを入れると、ショルダーバッグ使用中にカッチとノックされてボールペンの先が出て、ポケット内が・・・注意しましょう。E内側背面ポケットは、幅23cm×深さ14cmで、このトラベルショルダーの背面には緩衝材(3mm?程度のスポンジ?)が入っているので、タブレット端末などの薄型の電子機器を入れるならばこの内側背面ポケットが最も安全です。
内側のポケット
内側のポケット
内側前側大ポケット
@内側前側大ポケット(7インチタブレット入り)
内側前側左ポケットとファスナー付きメッシュポケット
A内側前側左ポケットとBファスナー付メッシュポケット
キーホルダーフック
キーホルダーフック
ペン・ポケット
CとDペン・ポケット
内側背面ポケット
E内側背面ポケット(7インチタブレット入り)
 
 肩にかけるショルダーバッグということで、担ぐためのショルダーベルトも重要です。このモンベル(mont-bell)トラベルショルダー Mのショルダーベルトは、長さが最長125cm、幅(太さ)2.5cmとなっています。ショルダーベルトの色は本体カラーと関係なく黒一色(ちょっとダサイ)です。特徴は「背面にショルダーベルトの基部が縫い込まれているので、本体が体にしっかりフィットします。」です。確かに肩からかけて本体が腰に上手い具合に収まります。ただし荷物を入れすぎるとフィット感が低下します。ショルダーベルトが邪魔にならず、ファスナーの開閉がスムーズに出来ます。またショルダーベルトを短くし、腰に巻きつけるとウエストバッグ的な使い方もでき、意外と便利です。
 荷物を沢山入れて重くなるとショルダーベルトが食い込む感じになるので幅は3cmくらいにして欲しいのですが、軽快感が損なわれるのでNGだったのでしょうか?なおショルダーベルトの片側が本体に縫いつけられているのでショルダーベルト交換はできません。肩当てパッドはありません。
ショルダーベルト
ショルダーベルト
バックルを外した状態
バックルを外した状態
 
 
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