ベルベデーレ宮殿（Schloss Belvedere）は、オスマントルコとの戦いでウィーンを救った英雄プリンツ・オイゲン公（ハプスブルク家の家臣）の離宮だった宮殿です。当時の代表的な建築家であるヨハン・ルーカス・フォン・ヒルデブラントに、夏の離宮として造らせたものです。ベルベデーレ上宮とベルベデーレ下宮の2つに分かれています。いずれもバロック様式の宮殿です。1714〜16年にかけて下宮（Unteres Belvedere）、1720〜23年にかけて上宮（Oberes Belvedere）が建設されました。現在はオーストリア絵画館（オーストリアで2番目に大きな美術館）として公開されています。トラムのSCHLOSS BELVEDERE駅から100メートル、ウィーン南駅（Sud Bahnhof）から500メートルです。
ベルベデーレ上宮
ベルベデーレ下宮
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