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アメリカ合衆国 ビザ

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ビザ免除プログラム:
 
 日本国籍者が短期の商用や観光の目的で渡米する場合、有効なパスポート、往復または次の目的地までの航空券・乗船券を所持し、米国での滞在が90日以下であればビザ免除される。90日を超えて滞在期間延長や滞在資格変更は出来ない。
 
 カナダやメキシコから陸路で最初に米国に入国する場合も、90日以内の滞在であれば適用される。陸路で入国する場合は、国境入国地で財政証明や米国外の居住地等の証明を求められることがある。
 
 空路・海路で入国する場合は、往復または次の目的地までの航空券・乗船券を所持していることが条件。電子チケットで渡米する場合は入国地で移民審査官に旅行日程のコピーを提示する義務がある。ビザ免除プログラムに参加している航空会社または船会社の便で米国に入国する必要がある。
 
 パスポートの残存有効期間はアメリカに入国する日から少なくとも90日必要。
 
 例外規定:有罪判決の有無にかかわらず逮捕歴のある場合、犯罪歴(恩赦や大赦などの法的措置がとられた場合も含む)がある場合、重い伝染病を患っている場合、過去にアメリカへの入国を拒否されたり、強制送還された場合、そしてビザ免除プログラムで入国し、オーバーステイしたことがある場合は、ビザ免除とならない。通常のビザ取得が必要となる。
 
 
ビザの種類:
 
非移民ビザ:短期商用、短期観光、通過、外交・公用ビザ、使用人、学生、交流訪問者、婚約者、雇用、運動競技者、芸能家、報道関係者、国際文化交流訪問者、宗教活動家、クルービザ
 
移民ビザ:大別すると4種類。米国市民の最近親者、米国市民や米国永住者の優先家族、雇用、移民多様化ビザ抽選プログラム、 または抽選による「グリーンカード」
 
 
移民多様化ビザプログラム(グリーンカード申請):
 
 移民多様化ビザ抽選プログラムは米国議会により発動され、国務省が年間ベースで管理するプログラム。これにより抽選による移民(DV移民)として知られる新たなカテゴリーのビザが作られている。米国への移民率が低かった国々の人々を対象に年間で5万件の永住ビザが発行される。
 
必要条件:
・応募者は、プログラム対象国出身であること。2005年募集のプログラムは、日本も対象国です。
・応募者は教育または職業的経験においてDVプログラムでの必要条件を満たしていなければならない。小、中、高校での12年間の教育課程を修了した事を定義できる高校卒業あるいは同等の教育を修了していること、または、少なくとも2年間の研修か実務経験を必要とする職業(アメリカ労働省の定める基準に準ずる)に過去5年以内に2年以上従事していること。
 
DV-2007応募方法:
 国務省が受理するのは2005年10月5日正午(東部標準時) から2005年12月4日正午(東部標準時) の間にElectronic Diversity Visa Entry Forms (EDVエントリーフォーム)を用い、インターネットで http://www.dvlottery.state.gov に送られた応募のみ。
 
抽選:
 当選者は全ての有効な応募の中からコンピューターによって無作為に選ばれる。当選者には2006年5月から7月までの間に当選通知書と共に移民ビザ申請料金等に関する情報が送付される。当選者の配偶者および21才未満で独身の子どもは移民ビザを申請することが可能。DV-2007プログラムでの移民ビザは2006年10月1日から2007年9月30日までに発給される。
 当選者が実際にビザの発給を受けるためには、米国移民法に基づく全ての必要条件を満たさなければいけない。当選者とその家族への全ての手続きと移民ビザの発給は、2007年9月30日までに行われなければならず、理由の如何にかかわらず、この日以降にビザの発給を受けたり、移民への資格変更をすることはできない。
 
 
備考:
 
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