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阿里山 千歳檜

阿里山 千歳檜
 
 千歳檜:日本統治時代は「万歳檜」と呼ばれていました。幹の両脇から上に伸びた枝振りが万歳をしているように見えたからです。しかしながら、樹齢が一万年に達していないという理由で台湾独立後は千歳檜と呼ばれるようになりました。
 この周囲は、戦前に阿里山神社があった場所です。神社は1919(大正8)年4月25日に鎮座式が行われました。終戦まで毎年4月25日が例祭日とされていました。この神社のご神木が万歳檜でした。万歳檜から千歳檜への改名は公式には樹齢が理由とされていますが、実際には植民地支配の象徴である神社に関係した檜を何とかしたかったのが本音のようです。
 

 

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